
dotsって名前は聞くけれど、結局ChatGPTの何なの?自分のプランで使えるのか、日本でも使えるのかが知りたい……



その3点を軸に、公式のヘルプ・製品ページ・料金ページに書かれていることだけで整理しました。
ChatGPT dots(OpenAI dots)は、ChatGPTの中で作れる常時稼働のエージェントです。専用のクラウドコンピューターを持ち、任せた作業を進める仕組みで、1体ずつは「dot」と呼ばれます。
この記事では、dotsの正体・できること・料金・日本で使えるか・使い方を、2026年10月11日時点の公式情報で整理します。私自身はdotsを実際には使っていません。そのため、体験談ではなく、公式ページに書かれている内容だけをまとめました。
- dotsの基本と、dotの特徴
- 公式が示す活用例と、できないこと
- 対象プランと料金(公式の表記のまま掲載)
- 日本で使えるかの読み取り方
- 始める・任せる・止めるまでの使い方
ChatGPT dotsとは|専用コンピューターで動く常時稼働エージェント


dotsは、OpenAIがChatGPTの機能の1つとして提供しているエージェントです。
dotsの基本|GPT-6 Astraと専用クラウドコンピューター
ヘルプによると、dotはGPT-6 Astraを搭載し、専用のクラウドコンピューターを備えています。製品ページにも、dotsはそれぞれ専用のクラウドコンピューターで動作する、とあります。自分のパソコンとは別の場所に、dot専用の作業場所が用意されている。そう考えると、イメージしやすいと思います。公式は、この仕組みを「常時稼働のエージェント」と呼んでいます。
OpenAIの発表ページでは、2026年9月29日付で提供開始が案内されています。提供は順次で、アカウントに届く時期には差があります。
dotの特徴|常時稼働・文脈の記憶・自律範囲の指定
ヘルプには、dotと通常のChatGPTでの会話の違いを説明する節があります。そこで挙げられているdotの特徴は、次のとおりです。
- 常時稼働で、専用のクラウドコンピューターを持つ
- 接続したアプリをまたいで作業する
- 文脈を覚えている
- 目標を伝え、どこまで自律的に動いてよいかを指定する
「dots」と「dot」の表記
公式の製品名は小文字の「dots」で、1体ずつを「dot」と呼びます。製品ページや料金ページでは「Dots」「Dot」と大文字で書かれた箇所もありますが、同じものを指しています。
ChatGPT dotsでできること|公式の3つの活用例とできないこと


ここでは、dotsの機能と活用例を整理します。仕組みとして何ができて、何ができないかを、4つに分けて見ていきます。
専用クラウドコンピューターと任せ方
dotsの中心は、dotごとに用意される専用のクラウドコンピューターです。製品ページのタイトルは「あらゆることを任せられる常時稼働エージェント」で、作業を任せる存在として紹介されています。
自分のパソコンにあるファイルやアプリへの接続は、任意で、初期状態ではオフです。自分のPCにもつなぐかどうかは、利用者が選びます。
公式が示す3つの活用例
公式ヘルプは、dotが支援できることの例として、次の3つを挙げています。
- プレゼンテーションの準備:データや顧客のフィードバックをまとめ、新しい情報が入るたびにスライドを更新する
- コンテンツの制作:インタビューの文字起こしから番組の概要やSNS投稿を作り、修正を各原稿に反映する
- アプリの改善:変更の範囲を決め、コードを書いてテストし、レビューできる状態にする
依頼の例は、カレンダーの確認、特定のテーマの調査、あとで知らせてもらうリマインダー、毎朝の予定の定期確認です。
製品ページでは、財務・営業・エンジニア・開発・コンテンツ制作といった職種ごとの例も紹介されています。どの例も、承認を得たり、レビュー用に整えたりと、人の確認を挟む形で紹介されています。
メモリ・スケジュールと接続先
ヘルプでは、リセットの対象に会話・保存済みメモリ・スケジュール済みタスクが挙げられています。dotは会話の履歴のほかに、メモリとスケジュールを持つ仕組みと読めます。
スケジュールでは、リマインダーや定期的な確認を依頼できます。メモリは、新しい質問がなくても、dotが接続先の情報を自分で確認して作ることがあります。
やり取りは、ChatGPTのウェブ・デスクトップ、そしてモバイル(利用可能になった場合)から、メッセージや通話で行えます。個人のメールアカウントも接続できます。
Slackについては、表現が分かれています。ヘルプにはSlackに接続できる(メッセージングチャネルの設定はデスクトップから)という案内があり、製品ページには「今後はテキストメッセージ、Slack、Teamsにも対応」という記載もあります。提供状況は、ご自身のアカウントの画面で確かめてください。
提供開始時点でできないこと
2026年10月11日時点のヘルプには、提供開始時点でできないことも、次のように示されています。
- dotに専用の独立したメールアドレスを付けること
- dotからあなたに電話をかけること
- モバイルでdotを作ること(作成はデスクトップのみ)
- SMSでのやり取り(米国のProユーザー限定の限定ベータのみ。BusinessやEnterpriseでも不可)
このほか、製品ページではテキストメッセージとTeamsへの対応が、ヘルプではdotの追加や処理量の拡張が「今後」の予定とされ、提供開始時点では未対応です。SMSは米国Proの限定ベータのみで、一般提供は今後です。2026年10月11日時点で案内されている機能だけで判断するのが安全です。
ChatGPT dotsの料金|Pro月¥16,800から・Plusは対象外


dotsは、ChatGPT ProまたはBusiness Premiumに含まれる形で提供されています。対象プランと金額を、公式の表記のまま整理します。
対象プランと月額の一覧
円建ての金額は、日本向けの料金ページの表示です。
| プラン | dotsの対象 | 月額(公式表記) | 補足 | 最終更新 |
|---|---|---|---|---|
| ChatGPT Pro | 対象(欧州経済領域〔EEA〕・スイス・英国を除く) | ¥16,800から | 利用枠は3段階。段階別の価格は表示なし | 26年10月 |
| ChatGPT Business Premium | 対象(ChatGPTのサポート対象の全地域) | ¥15,250から(年額課金の場合) | 公式は年額課金なら月$100、月額課金なら月$125も併記。標準シートの5倍の利用枠 | 26年10月 |
| ChatGPT Enterprise(Edu・Healthcare含む) | ワークスペース管理者が有効にするとベータを試せる(提供開始時点ではデフォルトでオフ) | 管理者向けのベータ | 管理者の設定が先 | 26年10月 |
| ChatGPT Plus | 対象外 | ¥3,000 | 機能比較の「Dot」は「いいえ」 | 26年10月 |
| ChatGPT Go | 対象外 | ¥1,400 | 機能比較の「Dot」は「いいえ」 | 26年10月 |
| ChatGPT Free | 対象外 | ¥0 | 機能比較の「Dot」は「いいえ」 | 26年10月 |
| ChatGPT Business 標準シート | 対象外 | ¥3,050から(年額課金。月額課金は¥3,850) | dotsの行は「Business Premium」と表記 | 26年10月 |
Business Premiumの¥15,250は、年額課金の場合のシート単価です。Proは個人向け、Business Premiumは職場向けで、課金の条件も違うため、金額の大小だけで比べないようにしましょう。
ChatGPT Plus(月額¥3,000)やGo、無料版では、dotsは使えません。
最初の1体の料金と、追加の予定
最初の1体のdotは、ProまたはBusiness Premiumに含まれ、追加料金なしで利用できます。
2026年9月29日の提供開始から最初の1か月は、利用上限が拡大されます(ヘルプ)。dotの追加や、速度・処理量の増強は、これからの予定の段階です。
Proの利用枠|3段階の価格は表示なし
Proの料金は月額「¥16,800から」で、利用枠を3段階から選べる形です。
料金ページには、3段階それぞれの価格や、段階ごとの利用量の違いは表示されていません。契約の手続きで金額が示されるかは、公式ページの記載からは確認できないため、契約の前に、公式の料金ページで最新の表示をご確認ください。
ChatGPT dotsを日本で使えるか|公式の文言で読める3つのこと


日本のProユーザーは対象と読めますが、公式に「日本」という名指しはありません。



結局、日本でもう使えるんですか?



「日本で使えます」と明記されているわけではありません。でも、日本が外されているわけでもない。そんな状況です。提供は段階的で、アカウントに届くまで数日かかる場合もあります。
Pro|除外地域はEEA・スイス・英国のみ
ヘルプには、欧州経済領域(EEA)・スイス・英国を除く地域のProユーザー向けに、dotの提供を順次開始する、とあります。除外されているのはこの3つの地域だけで、日本は除外の中に入っていません。日本の名指しはないため、確定情報ではなく読み取りとして受け止めてください。
Business Premiumの対象地域と、Enterpriseの有効化
Business Premiumは、ChatGPTがサポートされているすべての地域で利用できます。
Enterpriseは、ワークスペース管理者が有効にするとベータを試せる形で、提供開始時点ではデフォルトでオフです。職場のアカウントでは、管理者が有効にしているかを先に確認しましょう。Enterpriseの対象地域は、確認できる範囲では記載がありません。
日本語ページと円表示の位置づけ
dotsには、日本語の製品ページとヘルプ、円建ての料金表示があります。日本向けの案内がある状況証拠にはなりますが、提供地域そのものを明記したものではありません。
ChatGPT dotsの使い方|始める・任せる・確認する・止める4つの場面


dotsの使い方は、デスクトップで作るところから始まります。画面ごとの細かい操作手順は公式のスタートガイドに任せ、ここでは、始める前に押さえることと、日々の任せ方・確認・止め方を、4つの場面に分けて整理します。
①始める|対象プランとデスクトップでの作成
最初に、契約中のプランが対象かを確かめます。個人はChatGPT Pro、職場はBusiness Premiumが入口で、一覧は料金の一覧表にあります。Enterpriseは、ワークスペース管理者が有効にしないと使えません。
dotを作れるのは、ChatGPTのデスクトップアプリ(Windowsでも利用可)か、デスクトップ版のウェブです。モバイルではdotを作成できません。モバイルのウェブ版も非対応です。作成したあとは、モバイルアプリで会話できます(利用可能になった場合)。
設定のときに、dotに名前を付けられます。名前とアバターは、あとから鉛筆アイコンで変更できます。
- 契約中のプランがProまたはBusiness Premiumか
- デスクトップアプリかデスクトップ版ウェブを使えるか
- 職場の場合、管理者が有効にしているか
- 任せる範囲とルールを、おおまかに決めたか
②任せる|依頼の出し方とスケジュール
依頼は、してほしいことと必要な詳細を伝える形です。会話の中で、内容を追加したり変更したりできます。ファイルや写真は、会話の中の「+」から添付します。
リマインダーや定期的な確認は、スケジュールとして依頼できます。スケジュール済みのタスクは、dotのプロフィールの「最近のアクティビティ」か、ChatGPTの「スケジュール済み」で管理します。
自分のパソコンへの接続は任意で、そのコンピューターのChatGPTデスクトップアプリで「アクセスを許可」「アクセスを取り消す」の操作を行います。どこまで任せるかは、このあとのルール設定で決められます。
③確認する|プロフィールでアクティビティを見る
デスクトップアプリでdotのプロフィールを開くと、進行中・スケジュール済み・完了のアクティビティを確認できます。dotのコンピューターを開いて、画面を見たり操作したりすることもできます。
④止める|一時停止とリセット
作業を続けてほしくないときは、プロフィールの「•••」メニューから一時停止できます。
リセットすると、会話・保存済みメモリ・スケジュール済みタスクを含めて、dotが削除されます。アプリの接続を解除しても、すでに取得した情報は削除されません。情報を消したいときは、dot自体のリセットが必要です。
ChatGPT dotsのルール設定|4段階の実行ルールと間違いへの備え


自分の代わりに動くエージェントは、どこまで任せるかを決める仕組みが大切です。公式ヘルプと製品ページのルールと、安全面の説明を整理します。
実行を決める4段階のカスタムルール
dotの実行の扱いは、対象の操作ごとに、次の4段階のカスタムルールから選べます。
- 確認なしで実行
- 事前承認済みの場合に実行
- 実行前に確認
- ユーザーに引き継ぎ
「事前承認済み」とは、プロンプトでその操作を明示的に依頼したことを指します。取り消しにくい操作を任せるときは、「実行前に確認」から始める方法があります。これは公式の推奨ではなく、この記事での整理です。
自動レビューと承認の仕組み
製品ページによると、アカウントに影響する操作や、情報を共有しうる操作は、自動レビューで指示・カスタムルール・安全要件に照らしてチェックされます。操作によっては承認が必要になります。
接続するアプリや権限、自分のコンピューターを接続するかは、ユーザーが決めます。パスワードの変更などは、引き続きユーザー自身が行います。
「間違いを起こすことがある」という明記
ヘルプには、dotは、設定したルールに従うときも含めて、間違いを起こすことがあるとあります。続けて、結果を使う前に作業内容を見直し、重要な点を確認するよう案内されています。
ChatGPT dotsのよくある質問|5つに回答


dotsについて出やすい疑問を、公式情報の範囲でまとめました。
- ChatGPT dotsは無料で使えますか?
-
無料版では使えません。dotsはChatGPT ProまたはBusiness Premiumに含まれる機能です。Proは月¥16,800から、Business Premiumは¥15,250から(年額課金の場合)のプランで、最初の1体は追加料金なしで利用できます。
- ChatGPT Plusでdotsは使えますか?
-
使えません。料金ページの機能比較では、無料版・Go・Plusの「Dot」の欄が「いいえ」で、個人向けプランではProだけが対象です。Plusは月額¥3,000です。
- ChatGPT dotsは日本で使えますか?
-
除外地域はEEA・スイス・英国のみなので、日本のProユーザーも対象と読めます。日本の名指しはありません。提供は段階的で、アカウントに届くまで数日かかる場合があります。
- スマホからdotを作れますか?
-
モバイルでは作成できません。作成はデスクトップアプリかデスクトップ版ウェブで行います。作成後は、モバイルアプリで会話できます(利用可能になった場合)。
- dotは間違えることがありますか?
-
あります。ヘルプには、設定したルールに従うときも含めて、間違いを起こすことがあると明記され、結果を使う前に作業内容を見直すよう案内されています。
ChatGPT dotsのまとめ|対象プランと日本での提供を確認


ここまでの内容を、4つの要点に絞って振り返ります。
dotsとは:ChatGPTの中で作る、専用のクラウドコンピューターを持つ常時稼働のエージェントです。
料金と対象:ProまたはBusiness Premiumに含まれ、最初の1体は追加料金なしです。Plusは対象外です。
日本で使えるか:除外地域がEEA・スイス・英国のみなので、Proは対象と読めます。日本の名指しはありません。
使い方:作成はデスクトップのみ。任せる範囲はルールで決め、進み具合はプロフィールで確認します。
最初の一歩は、契約中のプランが対象かどうかを、公式の料金ページで確かめることです。対象のプランなら、デスクトップから最初のdotを作れます。
dotsの次の一歩として、他社製品との違いを知りたい方や、AIエージェントやCodexの基礎を学びたい方へ。入口を、目的別に4つ挙げます。
- 常時稼働型AIエージェント比較|3製品の違いと日本での提供状況:dotsと他社2製品を4つの軸で並べています
- AIエージェント おすすめ書籍5選|開発ステップ順に正直に厳選:仕組みを本で学びたい方向け
- Udemy AI・エンジニア講座15選|9ジャンル目的別に厳選:講座で順を追って学べます
- CodexおすすめUdemy講座11選|2026年版:OpenAIのコーディングエージェントを扱う講座の記事です
参考資料(2026年10月11日時点の公式情報)
dots 製品ページ(ChatGPT)/dots の発表(OpenAI)/dot スタートガイド(ヘルプ・日本語)/Getting started with your dot(ヘルプ・英語)




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