
UXデザインを学べるUdemyの講座を探していたら、定番と言われている講座のページに「2027年2月以降、非公開にする予定」って書いてあって不安になっています……。



その講座で合っています。でも慌てなくて大丈夫です。同じ講師の後継版がもう公開されています。
UXデザインは、Webサービスやアプリを「使いやすく、選ばれるもの」にするための考え方です。
独学で学ぼうとすると、何から手をつければいいのか迷いやすい分野でもあります。
この記事では、学びたいことに合わせて選べる7つのUdemy講座を、実際に確認した評価や受講生数とあわせて紹介します。
あわせて、定番講座が非公開になる背景と、今から始めるならどちらを選ぶべきかも正直にお伝えします。
- UXの考え方から学ぶか、手を動かして学ぶかの選び方
- 定番講座が2027年2月に非公開になる理由と、今から始めるならの判断
- 既存サービス改善・エンジニア向け・ユーザビリティテストなど、学びたいことで選べる7講座
- 講座選びで失敗しないための注意点(更新月・ツールの選び方)
UXデザインのおすすめUdemy講座|7選を選んだ基準と早見表


UXデザインそのものを主題にした日本語講座は、実はそれほど多くありません。
検索すると数十件ヒットしますが、Figmaの操作方法やWebデザイン一般が主題の講座も多く混ざっています。
①7選を選んだ基準
そこでこの記事では、UXデザインそのものを主題にした講座だけを対象にしました。
そのうえで、「学びたいこと」の軸で7つに絞っています。体系的な入門から、実務での改善、ユーザビリティテスト、上流のサービス設計、デザインシステムまで、段階ごとに1〜2本ずつ選びました。
②早見表:評価・受講生数・更新月
気になる講座名を選べば、詳しい解説まで進めます。
| 講座名 | 評価 | レビュー件数 | 受講生 | 最終更新 |
|---|---|---|---|---|
| UXデザイン基礎入門 ver.2.0 | 81件 | 966人 | 26年5月 | |
| 初心者から始めるアプリデザイン | 3,837件 | 32,495人 | 25年5月 | |
| UI/UX改善のコトハジメ | 2,215件 | 11,713人 | 22年10月 | |
| エンジニアのためのアプリUIUXデザイン入門 | 89件 | 998人 | 24年2月 | |
| ユーザビリティテスト観察体験 | 555件 | 3,482人 | 21年7月 | |
| デザイン思考とサービスデザイン入門 | 51件 | 543人 | 25年11月 | |
| Figma for デザインシステム | 400件 | 3,512人 | 24年8月 |
迷ったら、次の項で紹介する2本から見てみてください。
UXデザインの一推し2本|考え方から学ぶか、手を動かして学ぶか


7講座の中でも、まず検討してほしいのが次の2本です。
UXの考え方を体系的に理解したいか、手を動かしながら感覚で身につけたいかで選び分けられます。
考え方から学ぶなら|UXデザイン基礎入門 ver.2.0
UXの考え方を一から体系的に理解したい方におすすめの1本です。
評価4.0・レビュー81件・受講生966人。6時間27分・105レクチャーで、2026年5月に更新されています。
- UXの考え方とその重要性
- UXデザインの全体像
- ユーザーリサーチ・プロトタイピング・ユーザビリティテストの主な手法の概要
実はこの講座には、同じ萩本晋さんが手がけた旧版「UXデザイン基礎入門」があります。旧版は評価4.2・レビュー7,817件・受講生36,253人という、UXデザイン系の講座の中でも圧倒的な実績を持っています。
ただし旧版の講座ページには、2027年2月以降に非公開(新規購入不可)にする予定であることが明記されています。実績の大きさは旧版のものですが、これから受講するならこのver.2.0を選ぶのが安全です。
ver.2.0は全面改訂版で、旧版より新しい構成になっています。UXデザインを体系的に整理した書籍と合わせて学びたい方には、UXデザイナーにおすすめの書籍をまとめた記事もあわせてどうぞ。
UXという言葉の意味から丁寧に知りたい方、これからUXデザインの勉強を始める方には、最初の一歩にちょうど良い講座です。
\ 全面改訂版・2026年5月更新 /
手を動かして学ぶなら|Figmaでアプリデザイン
理屈より先に、実際に手を動かしながら覚えたいタイプにぴったりです。
評価4.6・レビュー3,837件・受講生32,495人と、この記事で紹介する7講座の中でも実績が最も大きい講座です。26時間30分・225レクチャーというボリュームで、ベストセラーの表示もついています。
- Figmaの基本操作と応用テクニック
- Appleを題材にしたプロフェッショナルなUIデザイン
- アニメーションを使った高度なプロトタイピング
26.5時間の動画に加えて、記事7本とダウンロードできるリソース12点も用意されています。手を止めずに見返せる教材が多いのも特徴です。
手を動かしながら覚えるタイプの方、ポートフォリオになる作品を作りながら学びたい方には特におすすめです。
\ 受講生32,495人・ベストセラー /
UXデザインを実務で活かす|既存サービス改善とエンジニア向けの2本


ここからは、すでに現場で何かしらの形でものづくりに関わっている方向けの2本です。
ゼロからの学習というより、いまの仕事にそのまま活かせる視点を補うイメージで選びました。
既存サービス改善の視点
すでにあるサービスやアプリを、ユーザー視点で改善したい人が対象です。
評価4.1・レビュー2,215件・受講生11,713人。3時間19分・43レクチャーで、既存サービスの改善プロセスに絞った内容です。
- 既存サービスをユーザー視点で理解し、改善点を洗い出す方法
- 改善フレームワークでロードマップを引く方法
- チームで改善に取り組むための共通言語
最終更新は2022年10月とやや前です。ただしこの講座が扱うのは改善の考え方やプロセスなので、細かいツールの操作手順とは違い、内容が古くなりにくい分野です。
すでに動いているサービスやプロダクトを担当していて、改善の進め方を体系立てたいなら候補に入れてください。
\ 受講生11,713人・改善プロセスに特化 /
エンジニアの視点で見るUX
デザイナーではなくエンジニアの立場からUXを学びたい人にちょうどいいです。
評価4.4・レビュー89件・受講生998人。4時間36分・46レクチャーで、非デザイナーが心地よいUIを作れるようになることを目的にしています。
- Figmaで効率よくデザイン見本を作る方法
- 心地よく感じさせる配色の決め方
- エンジニアが開発しやすいデザインの作り方とFigmaプラグイン活用
デザイナーとして専門的に極めたい方には、少し物足りない内容かもしれません。受講生998人とまだ規模も大きくない講座です。
普段デザイナーと組んで開発をしていて、相手の意図を理解できるようになりたいエンジニアは、迷わずこれを選んでください。
\ 非デザイナー向け・評価4.4 /
UXデザインのユーザビリティテストを学ぶ|観察体験ができる講座


ユーザビリティテストは、実際のユーザーが製品を使う様子を観察して問題点を見つける手法です。
やり方を説明する講座は他にもありますが、観察そのものを疑似体験できる講座は多くありません。
ユーザーの様子を観察体験できる講座
「UXデザイン最初の一歩 ユーザビリティテスト観察体験」というタイトルのとおり、観察の疑似体験ができる1本です。
評価4.1・レビュー555件・受講生3,482人。3時間3分・19レクチャーです。
- 実際のユーザーが機器を使用する様子を先入観なしに観察する体験
- 作り手とユーザーのギャップを意識する視点
- 観察からユーザビリティ上の問題と原因を探る方法
19レクチャーとコンパクトなので、これ1本だけで手法を網羅的に学べるわけではありません。
ユーザビリティテストという言葉は知っていても、実際にどんな場面なのかイメージが湧かない方は、ここで一度体験しておくと理解が変わります。
\ 観察を疑似体験できる稀少な1本 /
更新が2021年でも選んだ理由
この講座は最終更新が2021年7月と、7選の中でも一番古い部類に入ります。
正直に言うと更新は止まっています。ただしユーザーの行動を先入観なしに観察するという手法そのものは、流行り廃りのある技術と違って古くなりにくい内容です。
ツールの操作方法を学びたい場合はこの講座には向きません。あくまで「観察」という考え方を体験する講座として選んでください。
UXデザインの次のステップ|上流工程とデザインシステムの2本


基礎を一通り押さえた方向けに、上流とステップアップの2本を紹介します。
どちらも小規模な講座ですが、他の5本とは違う方向性の内容です。
UXの上流|サービスデザインとデザイン思考
画面の設計より前の、サービス全体の設計を学びたい人にうってつけです。
評価4.3・レビュー51件・受講生543人で、3時間16分・37レクチャーの講座です。2025年11月更新と7選の中でも新しく、最高評価のバッジもついています。
- サービスデザインが誕生した背景やニーズ
- サービスデザイナーの特徴や心構え
- 基本プロセスとデザインツール、国内外の事例
画面デザインの具体的な作り方を学べる講座ではありません。受講生543人とまだ規模も小さめです。
企画や事業設計の立場からUXに関わりたい方、画面より前の工程に興味がある方には特に刺さるはずです。
\ 最高評価・2025年11月更新 /
ステップアップ|デザインシステムの構築
Figmaの基本操作を終えたあと、もう一段上を目指す人に合っています。
評価4.6・レビュー400件・受講生3,512人で、12時間57分・103レクチャーの中級向け講座です。2024年8月更新です。
- デザインシステムの基礎知識
- Figmaの応用機能を駆使したデザインシステムの構築方法
- デザインを中心としたプロダクト開発の仕組み作り
Figmaやデザインの基礎を知らない状態で受けると、中級向けのため難しく感じるはずです。
基礎を一通り学び終えて、チームで使えるデザインの仕組み作りに進みたい方は、次のステップとして検討してみてください。
\ 評価4.6・中級者向け /
UXデザインのUdemy講座の選び方|更新月とツールの落とし穴


最後に、講座を選ぶときに押さえておきたい2つの基準をまとめます。
特に2つ目は、実績の大きさだけで選ぶと見落としやすいポイントです。
①更新月でわかる内容の古さ
UXデザインの手法自体は大きく変わりにくい分野ですが、事例や周辺ツールの話は数年で古くなります。
最終更新月はUdemyの講座ページに必ず表示されるので、購入前に確認する習慣をつけておくと失敗が減ります。この記事で紹介した7講座も、更新月をすべて早見表に載せています。
②注意したいツールの選び方
UXデザインの講座を探していると、評価もレビュー件数も大きい「Adobe XD」を使った講座に出会うことがあります。
実際、評価4.4・レビュー2,256件・受講生13,977人という実績の大きい講座も見つかりました。数字だけ見ると魅力的です。
ただしAdobe XDは、Adobeが単体製品としての開発を終了しています。いまのUI/UXデザインツールの業界標準はFigmaに移っているため、これから学ぶならFigmaを使った講座を選ぶほうが安全です。
この記事の7選もすべてFigmaベースか、ツールに依存しない内容を選んでいます。実績の大きさだけでなく、そのツールが今も使われ続けているかどうかも、あわせて確認してください。
UXデザインのUdemy講座に関するよくある質問


UXデザインのUdemy講座に関するよくある質問をまとめました。
- UXデザイン基礎入門の旧版は、今から受講できますか?
-
2026年8月時点では受講可能です。ただし講座ページには2027年2月以降に非公開(新規購入不可)にする予定と明記されています。これから始める方は、全面改訂版のver.2.0を選ぶほうが安心です。
- プログラミング未経験でもUXデザインは学べますか?
-
学べます。UXデザインはコードを書く分野ではなく、ユーザーの行動や心理を理解して設計に落とし込む考え方です。この記事で紹介した講座も、いずれもプログラミングの知識は前提にしていません。
- FigmaとAdobe XD、どちらを学ぶべきですか?
-
これから学ぶならFigmaをおすすめします。Adobe XDは単体製品としての開発が終了しており、現在のUI/UXデザインツールの業界標準はFigmaに移っています。
- UXデザインとUIデザインの違いは何ですか?
-
UIデザインは画面の見た目や操作部分の設計を指し、UXデザインはユーザーがサービスを使う体験全体の設計を指します。UIはUXを構成する要素のひとつという関係です。
- 1本だけ選ぶならどれがおすすめですか?
-
目的によります。UXの考え方から体系的に理解したいなら「UXデザイン基礎入門 ver.2.0」、手を動かしながら覚えたいなら「初心者から始めるアプリデザイン」が入り口として選びやすい2本です。
- エンジニアがUXデザインを学ぶメリットは何ですか?
-
デザイナーの意図を理解しやすくなり、実装段階での手戻りを減らせます。この記事で紹介した「エンジニアのためのアプリUIUXデザイン入門」のように、非デザイナー向けに作られた講座から始めるとスムーズです。
UXデザインのおすすめUdemy講座まとめ|まずはこの2本から


UXデザインを主題にした日本語講座は多くはありませんが、学びたいことに合わせて選べば十分に力がつきます。
定番講座の非公開予定という事情はありますが、後継版が公開されているので焦って旧版に飛びつく必要はありません。
UXの考え方から学ぶなら:UXデザイン基礎入門 ver.2.0。全面改訂されたばかりで、旧版より新しい構成です。
手を動かしながら学ぶなら:初心者から始めるアプリデザイン。受講生32,495人と実績が最も大きく、作品を作りながら身につけられます。
すでに実務に関わっているなら:既存サービス改善かエンジニア向けの講座で、いまの仕事にそのまま活かせる視点を補えます。
\ まずはここから・2026年5月更新 /
まずは早見表の2本を見て、自分の学び方に近いほうから始めてみてください。
本で学びたい方や、他のツール・言語も学びたい方には、次の記事もあわせてどうぞ。
- 本で体系的に学びたい方はUXデザイナーにおすすめの書籍をまとめた記事
- 他のツールや言語も学びたい方はUdemyのAI・エンジニア講座まとめ









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